実質初回となる今回のテーマは「狂犬病予防接種」です

正直、毎年毎年やる必要あるのー？って方は多いと思います。

我々獣医師も同じ事をひたすら説明して、誰に何を話ししたかわからなくなる事も…

今回は患者さんによくされる質問をもとに記事を書いていきます。

 

 

 

あ、結論だけ先に言っておくと…

狂犬病予防接種はやっておいた方が良いですよ！

という事です。

 

 

Qそもそも狂犬病って何？

全ての哺乳類に感染する病気です。感染してから３～５日でほぼ100％死亡します。

人への感染は主にイヌからと言われていますが、もちろん他の動物からも感染します。

まぁ…それだけワンちゃんと人との距離が近いという事なんでしょうね

 

Q狂犬病って日本にあるの？

ありません。

日本が狂犬病清浄国であることは奇跡みたいなものだ、といつか偉い先生が言っていました

実際に狂犬病が無いとされている国（日本が認めているものでは）は6つしか無いようです。

 

Qならやる必要無いんじゃ…

法律で決まっているのでやってください。

なんて、わかりきった返答はするつもりはありません。

どちらかというとトラブル回避のためにやっておいた方がいいんじゃないかな、と思います（もちろん、日本に狂犬病を入れないためということは前提ですよ？）。

 

狂犬病予防接種をしていないと20万円以下の罰則があります

もし、飼っているワンちゃんが知らない人を咬んでしまった場合（例え歯が当たってしまっただけでも）、相手によってはこの法律を前面に出されて大事になることでしょう。

知らない犬に咬まれた時、万が一、狂犬病に感染していたら…と考えるとゾッとしませんか？

 

 

診察ではもっともっとたくさんの話をしている気がするのですが・・・

今回だけでは書ききれないのでまた来週～

次回は、

・副作用は？

・料金は？

・集合注射ってあるじゃない？病院行くのとどっちがいいの？

・一体いつから来年度の分として注射してもいいの？（実は4月からじゃないんですよ）

あたりについて書こうと思います

 

 

 

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