こんにちは:*:・(￣∀￣)・:*:

獣医師youです。

お変わりはありませんでしょうか。

 

 

何年も動物病院で働いていると、思うことなのですが…

病気には流行があるんです。

 

・・・そりゃ季節によって風邪が増えたりもあるだろうし、何を訳のわからないことを

と思われるかもしれません　笑

 

 

例えば、最近骨折の手術ばっかりしてるなーとか、膵炎が続くなぁとか、みんな歯周病で連れてくるな、とか

似たような病気が続くんです。

 

 

当院では今週、輸血が流行っております。何でだろ。

 

 

 

 

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今回もネコの歯肉口内炎の続き。

治療と予後について少し詳しくお話ししたいと思います。

 

前回ブログ↓

【ネコ】ヨダレがすごい！口も痛そう…口内炎？①

https://ameblo.jp/you-juisi/entry-12317187176.html

 

と合わせてご覧くださいヽ(;´Д｀)ノ

 

 

前回もチラッと書きましたが、治療法は大きく分けると

内科治療と外科治療があります。

どちらにもメリットとデメリットがあるので、どのようにやるのが一番その仔に合っているのか考える参考になると良いと思います

 

 

あ、先に結論を書いておきますが、どちらの治療法も併用することが一番治癒率が高い（データ的には）です

とは言っても絶対治る病気とは言えないのですが

 

 

 

○内科治療

一時的に症状は改善します。

が！！多くは投薬をやめると早くて数週間で再発します。

さらに！段々とお薬が効かなくなってきます。

 

外科治療をした上で、お薬を飲んでいくことが効果的とされています。

 

［色々な内科的治療法］↓

ステロイド

　一番効きますが、長期で使っていくと副作用が一番出やすいのもこれです。

　肝臓が悪くなったり、糖尿病になったり。

　でもこれしか効かない仔がいるのも事実です。

インターフェロン

　抗ウイルス薬だったり、抗炎症作用だったり、免疫調節作用だったり。

　何だかとても便利なお薬です。副作用もほとんど見られないです。

　ヒトでは頭が痛くなったりする、というのは聞いたことがありますが

シクロスポリン

消炎鎮痛剤　　　　　　なんてのもあります。

 

○外科治療

歯が炎症に強く関与していることがあるので、歯石除去や抜歯をします。

術後２年以内に少なからず改善が見られたものは90％にもなるというデータがあります。

抜歯と言っても、奥歯だけ抜く場合や全部の歯を抜く場合があります。

 

 

え！歯を全部抜いてしまって大丈夫？？？

と思うかもしれませんが、実はネコさんはあまり食べ物を噛まないのです。

（吐いたものを観察してみると、食べたものがそのまま出てきたりしませんか？？）

歯が無くても意外とかたいものを食べてたりします

 

 

 

 

 

とは言っても、口内炎は高齢になってからかかることが多いもの。

麻酔のリスクもあるので獣医さんとよく相談しましょう

（病院によっては高齢だからって断られることもありますが…）

 

 

○でも・・・難治性であることを忘れない。

治療法は色々と考えられてはいるものの、これをやれば治ります！！

というものはありません。

どうしてもご飯が食べれないということになってしまったら鼻や胃にチューブを入れる、など別のことを考えなくてはなりません。

 

 

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“勝手に猫コラム”

 

Q;猫っていつも寝てるんだけど。羨ましいんだけど。

A;はい、寝子（ネコ）って書くこともあるくらい寝ています　笑

　1日20時間は寝ているということも。

　そんなもんです。

　あ、病気のこともあるのでいつもとの違いはないかよーーーく見てあげてください。

 

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余談、

 

最近雨ばかりで、

寒ーくなって来ましたね

 

 

寒い寒いとせがまれ、

我が家は早々にコタツを設置しました。

 

 

設置したのはわたしなのですが、

ほとんど仕事で家にいないので

主にご使用になられるのはこのお三方

 

 

 

ま、まあ、家族があったかければ